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うらみ かなえます

2009.07.01(08:57)
うらみ かなえます


おまいりに行くお宅で、

親子、兄弟、知人とのかっとうを聞かせていただくことがあります。

悲しみ、苦しみを私なりに真剣にうけとめさせていただきたいと思うのです。

私自身の問題だとも思うのです。

何年か前の新聞の折り込みに、次のような広告がありました。

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誰にも相談できず悩んでいる人の苦しみは、

本当につらいものがあると思うのです。

このうらみ、にくしみの心は、

どこまでも自分が被害者であるというところからぬけ出していないのです。

自分は善人で相手が悪人なのです。

もしかしたら、自分が加害者で、自分が悪人なのかもしれない、

という気付きがお念仏の心かと思うのです。


蓮如上人は申されます。

うらみ、にくしみ、ぼんのうを断ち切ることは、ほとんど不可能です。

ぼんのうは仏様にそのままおまかせして、お念仏申して下さいと。


「人生の悲しみ、苦しみは仏様のはげまし」

ということばを他寺の掲示板で見ました。

うらみ苦しみを念仏申すエネルギーにできたらと思うのです。

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来月の予定

三日講

8月3日(月)14時〜15時半

皆で正信偈のおつとめをします。

お参り下さい。おさいせん500円くらい。


『寺報』 平成21年7月 第93号より

サインはV

2009.06.03(18:56)
サインはV

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先日、葬儀の手伝いを依頼され、伴僧をしてきました。

亡くなられた方は、享年二十歳の男の方でした。

遺影はかしこまった写真ではなく笑顔で、

手はVサインをしてみえました。


「私は人生をまっとうした。なすべきことをなしおえた。」

「あなたは人生をまっとうしていますか。

なすべきことをしておりますか。

今死んでもくいは残りませんか。」

と、語りかけているように思いました。


参列者は、二百人くらいみえましたが、

皆引き締った真剣な顔をしており、

泣いている人は一人もいませんでした。

青年の死を真剣に受けとめているように思いました。


信心というのは自分を信じ愛すること、

救いというのは自分の道が見つかること、と聞きました。


他寺のホームページを見ました。

余命数日という少年にやはり病気の少年がたずねました。

「人生とは何ですか」

その答えは、

「全力投球」

NHKTVで見ました。

プロ野球のコーチで高校教員になり、

亡くなられた先生のことばは「人生フルスイング」


人生、第4コーナーをすでにまわってしまいました。

毎日なんとなく生きているのですが、

できることならば、

まわりの人と共にお念仏の人生を送りたいと思うのです。

「人生全力投球、フルスイング」

とこたえられたら、すてきだと思うのです。

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来月の予定

三日講

7月3日(金)14時〜15時半

皆で正信偈のおつとめをします。

お参り下さい。

おさいせん500円くらい。

『寺報』 平成21年6月 第92号より



私は被害者

2009.05.01(08:46)

まわりの人は皆幸せそうなのに、

私だけどうしてこんなに苦しいめに会わないといけないんだ。

私がつらいめに会っているのに、

家族も知人も誰も助けてくれない。

あの人さえいなければ、

どんなに安らかな幸せになれるのに。


もしかして私は加害者かも

「あの人のせいで、私の人生だいなしになった。」

と思っていたが、

もしかして私があの人に迷惑をかけているのではないか。

あの人を苦しみに追いやり、

死に追いやったのは私ではないか。


私の尊敬するKさんは、今ではめずらしい念仏の人、

寝てもさめても念仏申してみえるようです。

ご主人を若くして亡くされ、

お子様を女手ひとつで育てられました。

念仏のかげには、苦しかった思い、つらかった思い、

申し訳ないという思いが交錯しているのではないかと思うのです。

人は自分が被害者だと思っているところから、

なかなかぬけ出せないのです。

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お念仏は心の奥底よりの呼びかけ、

アミダ仏よりの呼びかけ。

アミダ仏の光に照らされた時、迷いの心より、

ぬけ出せないでいる自分に

気づかせていただけるのだと、思うのです。

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来月の予定

三日講

6月3日(水)14時〜15時半

皆で正信偈のおつとめをします。

お参り下さい。おさいせん500円くらい。

『寺報』 平成21年5月 第91号より




お墓のお精ぬき

2009.04.03(13:05)
Yさんは数年前にお父さんを亡くされ、

続いてお母さんを亡くされました。

葬儀をすまされ納骨することになり、

お墓のお精ぬきを依頼されました。


墓地へ行く車の中でのお話です。

・お精ぬきの間、お父さんの霊はどこへ行っているのですか。

・お父さんお母さんの霊は天国へ行っているのですか。

・実は父母は仲がよくなかったのですが、一緒に入れていいですか。


・「私(住職)は、魔法使いではないので、

お精をぬいたり入れたりは出来ません。

この機会に一緒にお念仏申させていただくのです。」と申しました。


・「仏教では天国でなくお浄土です。

私達はお浄土よりこの世に生まれ、

またお浄土へ帰っていくのです。」

・「お父さんお母さん共にナムアミダ仏になられたのです。

けんかは決してされません。ナムアミダ仏と申して下さい。

それがご両親の願いです。」

・「ご両親はいつもあなたと共にみえます。

あなたに語りかけてみえます。

あなたはご両親と会話してみえるのではないですか。」と申しました。



実は真宗の方は、お墓を作られない方が多いのです。

ご遺骨は本山や別院他、各寺に納めたり預かったりします。

ご相談下さい。

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・Bさんは3月25日正覚寺で帰敬式を受けられました。

仏弟子の名のりです。

希望の方、ご相談下さい。



来月の予定

三日講

5月3日(日)14時〜15時半

皆で正信偈のおつとめをします。

お参り下さい。おさいせん500円くらい。


『寺報』 平成21年4月 第90号より
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